SLSM-101
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直線偏光板「POLAX」を利用した直交ニコル法による歪検査器です。透明なガラスおよびプラスチック素材であれば歪や微細なゴミ、ピンボールなどをはっきりと観察することができますので、ガラス食器の検品やプラスチックフィルムのピンボールチェックなど、完成品の検査に効果的にご利用いただけます。また、プラスチック成型品の流動状態を観察できますので、整形サンプルを検査して流動状態を把握することにより整形の加工条件が適正かどうかを判断することができ、製造工程の効率化を測ることができます。
<用途>
●ガラス食器の検品
●プラスチックフィルムのピンボール・チェック
●プラスチック成型品加工時の条件設定及び検査、等 |
SLSM-101
廃番 |
SLSM-201
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SLSM-201は、直線偏光板「POLAX」と波長位相板「RETAX」の1/4波長位相板を利用した円偏光法による歪検査器です。透明なガラスおよびプラスチックの歪を、主応力軸を回転させても同じように検査できるので、取り扱いがとても簡単です。また、光電管ガラスや取手のあるガラス食器など、溶着部分があるガラス加工品の完成品検査にも向いています。例えば、SLSM-201は、溶着部分の残留歪を調べるガラス加工品の完成品検査でその能力を発揮し、歪の有無、形状を確認することができます。
<用途>
●ガラス食器の検品 溶接部分があるガラス加工品の検査
●プラスチック成型品の検査、等 |
SLSM-201
廃番 |
SLSM-202 生産中止です
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SLSM-202は、円偏光法による歪検査器です。SLSM-201と同様に、透明なガラスおよびプラスチック素材の観察物をサンプルステージ面内でどの方向に回転させても、明暗の模様で現れる歪の分布パターンは変わりません。簡単に持ち運びができる小型・軽量タイプですので、ハロゲン電球やレンズ・プリズムなど比較的小さな部品・製品の検査を対象としています。観察物を指でつまんで簡単に検査することができ、また、アナライザーが傾斜しているのでイスに座って連続使用することもできます。
<用途>
●ハロゲン電球など小型製品の検品
●レンズ・プリズムなどの小型部品の検査、等 |
SLSM-202
廃番 |
SLSM-301
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SLSM-301は、直線偏光板「POLAX」と波長位相板「RETAX」の鋭敏色板を利用した鋭敏色法による歪検査器です。透明なガラスおよびプラスチック素材の観察物内の微量の歪みを、その分布によって発生する微小の光路差を検出することで判別します。さらに、鋭敏色視野の色調の変化から圧縮方向、引張り方向などの観察物内の応力の方向も解析できますので、微量な歪も残せない精密機械用ガラスおよびプラスチック部品の検査にご利用いただけます。
<用途>
●カメラ・顕微鏡等の精密機器用レンズの検査
●プラスチック成型品加工時の条件設定及び検査
●ガラス工芸品の検査、等 |
SLSM-301
廃番 |
SLSM-401
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SLSM-401は、直線偏光板「POLAX」と波長位相「RETAX」の鋭敏色板を利用した鋭敏色法、1/4波長板を組み合わせたセナルモン法との2種類の検査法が可能な歪検査器です。鋭敏色法により、微量の歪でもその有無、位置の確認、圧縮・引張りという応力方向の解析が可能でセナルモン法により歪の量の定量測定が行えます。複雑な形状の蛍光管などの検査や、コンタクトレンズ母材など高機能プラスチック材料の検査などデリケートな歪のチェックや、その定量化を必要とする検査に最適です。また、フッ化カルシウムなどの光学結晶の観察も行えますので、光学実験の機材としてもご利用いただけます。
<用途>
●複雑な形状の蛍光管などの検査
●コンタクトレンズ母材など高機能プラスチック材料の検査
●光学結晶(フッ化カルシウムなど)の観察、等 |
SLSM-401
廃番 |