<技術資料>

ハンディタイプ水分計<WRM−1>


誘電率形水分センサについて

<水の誘電率で水分量を測定できることを説明します。>

構造】
 図で説明しますと,2つの電極板の内の試料により、その間の電圧が変化します。
その変化を水分量として見ます。

 

つまり、誘電率の水分計は必ず2つの電極と発振器を有してます。

【測定原理】
 2つの電極板はゆわゆるコンデンサーとして働き、直流電源ではその容量を(交流的抵抗)を測定できません。
 その為電源は交流(発振器)を使用します。
 容量は電極板の面積に比例し,距離に反比例しますので
C          S            d

真空中または空気中での容量は
       
εo
 
 = ―――― ・ S  の式になります。
       

ここで発生するεoは真空中にしても空気中にしても一定の定数です。



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誘電率形水分センサ技術情報 <PAGE1>

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